大月みちるの水辺

山形県シーバサーの日記。釣り場は偽物(フェイク)★-_-💧

釣り納めのハタハタパターン釣行【2023釣り日記☆21日目】

釣り納めにハタハタパターンに挑戦してきました。

夜8:00発、午前9:00帰着の12時間に及ぶ釣行でしたが、1バイトもなく…

結果は惨敗でしたが、ハタハタパターン用に準備したルアー達の大体の使用感が掴めた釣行となりました。

ここでは、それらのルアーの使用感(魚は掛けてないが)をインプレしてみようと思います。

 

ハタハタパターンについておさらい

ハタハタパターンは秋田・山形・新潟限定のシーズナルパターンで、12月~1月の冬に成立します。

普段は深海に生息しているハタハタが産卵のために接岸し、それらを捕食するためにシーバスなどの大型フィッシュイーターが追っかけてくる…

ハタハタ自体が15~20cmと大きめのベイトフィッシュなので釣れるシーバスも平均でランカー…という恐ろしいパターンです。

 

ハタハタパターンのポイントは

・基本はナイトゲームになる。

・ハタハタが泳げなくなる荒波

・付近にハタハタが身を隠す砂地がある。

・ハタハタの産卵床となるホンダワラが生えている。

・潮通しの良いかベイトの溜まるワンドが良い。

・磯だけでなく、サーフや漁港で成立する場合もある。

 

ちなみにですが、遠征での単独釣行は全くおすすめしません。

イメージとしてはナイト磯ヒラ。舐めてかかると死にます。

 

ルアー選択と操作は

14~20cmのでけえプラグ

レンジは浅めが基本。

・リトリーブはデッドスロー

・沖の流れに届くぶっ飛びルアーは必携

 

ちなみに釣り納め釣行の時の状況は…

中潮(ナイトは潮位変動ほぼ無し、朝マズメはがっつり下げ)

・北斗七星が見えるくらいの晴れ!

・風3m以下→明るくなってから5mくらいに

・波0.8m→0.3m

・ドン透け

あんまりよい状況では無かったです。

 

今回使用したタックルはこちら

・ツーリミット105モンスターバトル

・21ツインパワーXD4000XG

・ルーツPE4 1.5号 マルチカラー

・船ハリス7号(本当は10号が良かったけどどっかいった)

・剛力スナップ#0

 

それでは、準備したルアー達のインプレに移ります。

 

サイレントアサシン160F

レスポンダー149F

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似たような感想だったので2本まとめて。

率直に言うと、めっちゃ良かった!

まず驚いたのはそのキャスタビリティ。

投げやすさ、安定感、強風下でのアキュラシー…どれも最高です。

さすがAR-C...

特に強風下でのアキュラシーはドン引きレベルで、体感4~5mの横風は完全無視できます。

サイレントアサシン160Fは55~60m、レスポンダー149Fは50~55m。(ラインマーカーで計測。)

公式ではレスポンダーの方が飛ぶような表記だったけど、サイレントアサシンの方が飛びましたね。

レスポンスも優秀

AR-C特有の立ち上がりの良さも相まって、レスポンスも優秀です。

デッドスローで巻き始めても、しっかり水を噛んで潜行してくれます。

巻き抵抗も120mmミノー並みなので、疲れることがありません。

フックはチューン推奨?

レスポンダーは純正#4フックなので、ハタハタパターンにはちと不安です。

#3に上げて使っていましたが、アクションへの影響は無かったように見えます。

総評

この2本はハタハタパターン対策のパーフェクトミノーです。

 

タイドミノーゴースト170F

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シルエットのでかさやレンジ感、そして剛性でハタハタパターンにぴったりなルアーだと思っていましが、正直言ってかなり微妙でした。次からは持って行かないかな…

飛ばない

マグネット式重心移動ですが、これがかなり固い

ブレブレな飛行姿勢から察するに、僕の振り抜きでは重心移動してないのでは?と思うほど。

高弾性で硬いロッドだと本来の性能を引き出せるのかも?

少なくとも僕に扱えるルアーでは無かったです。

浮力がでかすぎる

ボディ内部の空気を多く確保することによってレスポンスを高めている…それはいいんですけど、デッドスローで引くと、全く潜らずに引き並みを立てます

初めにグリグリ巻いてレンジを入れてからやってもダメでした。

ウエイトチューニングで浮力を殺さないとハタハタパターンでは使い物にならないような…

でもそうするともっと振り抜けなくなるジレンマ…

総評

僕にはまだ早かったルアー。

 

モンスターウェイク156F

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ハタハタパターンで実績のあるルアーです。

飛距離は30~40mと近距離専用と割り切って使う必要があります。

多用するルアーではない感じがしますが、確実にハタハタが入ってきている状況や、近距離のサラシ打ちに強そうなので、1本は持っておきたい。

そんな印象です。

 

パンチライン130

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ハタハタパターン超実績ルアーである「かっ飛び棒」(以下棒)のダウンプレイス版として採用しましたが、圧倒的に飛距離が不足しています。

サイレントアサシン160Fやレスポンダー149Fと同等です。

つまりロングシンペンの役割である十分に果たせていないのです。

ちなみにアクションとレンジ感はいい感じです。

総評

かっ飛び棒を再購入して投げ比べてみようと思います。

 

エヴォルーツ120F(未検証)

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ハタハタパターンのサイズからは外れましが、どうやら実績があるようだったので、持って行ってみました。

…のですが、内部に浸水を発見。

検証はやめにしました。

食い渋り対策やイワシ混在パターンに良いのかな?

 

ガルバストロング120(未検証)

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(写真は73)

入手が間に合いませんでした。

120mmとは思えないファットなボディでハタハタパターンに良さそう。

ガルバの系譜で表層レンジキープも用意だろうし、公式の飛距離を信じればポテンシャルはかなりのもの。

ただ、ゴーストの二の舞なんじゃないかと不安もかなりある。

 

今後使うルアー

①サイレントアサシン160F

②レスポンダー149F

③かっ飛び棒 VS パンチライン130 (要検証)

④エヴォルーツ120F 

⑤モンスターウェイク156F

⑥ガルバストロング (要検証)

 

締めのあいさつ

これにて2023年のブログ更新もおしまいです。

アクアリウムブログから釣りブログへのすっかり変貌してしまいましたが、これからも眺めていただけると幸いです。

じゃ。