ツーリミット89マルチを購入して3ヶ月が経ちました。
思い返せば、このロッドを購入してからは、ほとんどこれしか使っていないなぁと。
ほぼ毎日このロッドを持って釣りをしているので、そろそろインプレやってもいいんじゃない?
ということでインプレしてみます。
【出会い】
7月の遠征直前に愛竿のツーリミット93ストリームバトルを折ってしまい、急遽近所の釣具屋を巡って、最もスペックの近いこのロッドを購入しました。
私はジャンプライズロッド以外眼中にないので、即決でした。
【スペック】
レングス 8.9ft(268㎝) ロッド重量 151g ルアーウエイト 6〜35g(※ペンデュラムキャストの場合はMAXで45gまでOK)
適合PE 0.8〜1.2号 適合リーダー 16〜30lb 仕舞寸法 136.5㎝ ガイド SiC-S リング(トップのみSiC-J) 定 価 37,000円(税込40,700円) 原産国 日本製(Made in Japan) 製品の仕様は、使用パーツのモデルチェンジや製品改良のため、予告なく変更することがございます。ご了承ください。
ウェーディングや小場所でのパワーファイトを徹底追及した最新ブランクス構成。
増水時のシーバスやヒラスズキ、小場所でのウェーディング等でモンスターサイズを狙う場合、高い操作性と主導権を渡さないファイトが求められます。操作性とライトラインでのパワーファイトを高次元で融合させた上で、89レングスとしては最高峰の遠投性能を実現しました。
ブランクス全体がバネのような安定感を出し、高いホールド力がアブソーバーとなる為、小型フック、ライトラインでも強引なファイトが可能になります。大型魚を暴れさせずに浮かせることでバラシは大きく軽減します。
公式サイト(https://www.jumprize.com/rod/two-limit-series/two-limit-89-multi/)より引用
リバーシーバスでの使用を強く想定したロッドです。
適合ルアーウエイトから察するにML~MMLくらいのアクション設定かなと。
非常にベーシックなスペックで、使い手を選ばない”マルチ”なロッドです。
【適合リール】
前は20ヴァンフォード4000MHG、今は23エアリティの4000番を合わせています。
開発段階ではステラやツインパといった重めのリールでテストしていた様ですが、エアリティの様な軽いリールでも先重り感も無く快適に扱えます。
2500番のリール(175g)も試してみましたが、これは軽すぎて投げるときにスカスカ感がありました。
結論としては3000~4000番のリールであれば、どれでも気持ちよく扱えるロッドです。
【キャスト】
入力すると粘りながら曲がるのでキャストフィールは良い感じです。
気持ちよく投げられるのは
・ミノーなど空気抵抗の大きいルアー…10~20g
・シンペンなど中身が詰まったルアー…8~30g
といった感じ。
8gを切るルアーはティップが入らないので投げ辛かったです。
ぶっ飛び君95SをPE1.5号・無風の条件でフルキャストすると、リールの巻き数100回ほど≒80mくらいは飛ばせます。
適合ウェイトを超えるルアー(最大60g)もキャストしてみましたが、バットが強いのでティップで投げなければ大丈夫です。(自己責任で)
【感度】
中弾性ブランクで感度に秀でたロッドではありませんが、必要十分な感度は備えていると感じます。
小さなゴミや2cmほどの稚魚が引っかかってしまったのがわかる程度です。
【パワー】
パワーに関しては通常のシーバスゲームにおいては問題ないでしょう。
70オーバーの良型シーバス相手に、ドラグをロックした状態でゴリ巻きしましたが、パワー不足は感じませんでした。
ジャンプラロッドはよく曲がってバラシにくいと謳ってはいますが、それはフッキングをバッチリ決められればの話。
僕の様に合わせが弱い人だと普通にバラします。精進、精進。
【不満なところ】
7号リーダーを使うとFGノットの結び目がトップガイドに引っかかる事が多いです。基本アウトガイドでのキャストをしていますが、ナイトゲームで巻きすぎてしまった時にちょっとストレスです。
まあPE1.5号を使っているのもあると思いますが...
それから、
磯で使うにはちと短い。
シーバスで使うタックルを1セットにまとめることを企んでいる僕からすると、ロッドの長さがひっかかります。
あと15cmくらい長ければな~
…それなんて93ストリ◯ムバトル?
【結論】
めっちゃくちゃ使いやすいロッドです。
ロングロッドが有利なフィールド以外はこのロッドでOKだと思っています。
曲がるロッドが好きな方におすすめです。
おまけ:フォトギャラリー