稲刈りも終わって、ようやく釣りに行きまくれるようになりました。
夏の間に通った川は、サケ保全の為に全面禁漁。(やってる人はやってる。知ってか知らずか)
別の場所への釣行を強いられました。
数日間、磯だったり別の河川だったりに通っていましたが、全く手応えがなく、結局サーフに。
今日は波0.6mでやや追い風の釣りやすいコンディション。
さらに大潮の下げとかいうタイミングもバッチリな釣り日和。
条件はかなり良いです。
AM4:00にインしてポイントを探します。
まだ日は出ていませんが、ライトなしでもサラシの有無や岸の地形は把握できます。
以下愚痴↓(敢えて読みにくくしてます)
...にも関わらず、自分の100m程前を歩く先行者はライトピカピカ。幸い波打ち際から20mほど離れていたので、さほど影響はないだろう...と思いきや、時折ライトを海側に向けて立ち止まっています。自らポイントを潰していくスタイル…やめてくれよ...「ライトで海面を照らすのは良くないよ」なんて情報は釣りについて調べていけば勝手に知るもんだと思うんだが...波打ち際から離れて歩いていたので、ある程度サーフの釣りを知っている人だと思う。夜目が効くかどうかは個人差があるだろうし、漂着物の多いサーフで足元を照らしながら安全に歩きたいのも理解はできる。でもこれから自分が魚を釣りをする海面を照らすのは百害あって一利なし。どうしてもベイトの存在を確認したかったのであれば、ライトを消して近づくべき。仮にベイトが打ちあがっていたとしても、ライトで照らしたら警戒されて口使わなくなるかも…そう思わないものなのか。
というわけで、先行者が釣り座を決めるのを待って、さらに100mほど奥の地点に釣り座を決定。(こんなところまで歩くつもりはなかったんだけどな^^;)
目で見える変化はありませんが、白波が立っていない地帯の途中、5mほど砂が締まっている場所がありました。水中に何らかの変化はあると踏みました。
選んだルアーは買ったばかりのクーカイスリム120。
ナイトサーフではデカくて目立つルアーが良いとされているようですが、自分の浅い経験では、そんなことない。(単に釣れたことないだけ)
ベイトがサヨリなのは前釣行で確認しているので、小さくてアピール力が控えめなルアーでも釣れるはず。と仮説を立てて、今日はこのルアーを投げ倒す試み。
右手側から刻んで投げる事数投目。自分の正面に投げて半分ほど回収した辺りでグッと抑え込むようなバイト。
すかさず合わせるとしっかり乗ったようで、気持ちの良い重量感が竿から伝わってきます。
エラ洗いの音が聞こえないのでヒラメかも?と思いながらやりとりをしていると、いつの間にかかなり寄っていたようで、そのまま陸にズリ上げ。
良いサイズのシーバスでした。
76cm。ランカーには届きませんでしたが、今年度3番目のサイズです。
なにより1か月ぶりのシーバスは堪らんです。
久しぶりの外洋シーバスだったので、この子はお持ち帰りすることに。
日が昇ってからブツ持ち撮影。
やっぱり死んだ魚は写真映えしない…
サーフだとストリンガーに繋いでおいても、波で陸に打ち上げられちゃうのよね…
暗い時間に照明焚いて、ポイント破壊するわけにも行かないし…
サーフはそこが難しいね。
【タックルデータ】
ロッド:ツーリミット89マルチ
リール:23エアリティLT4000-XH
ライン:ペンタグラム4 1.5号
リーダー:船ハリス5号
スナップ:オーシャンスナップ#3S
【メモ】
このサーフではこのタックルで十分。というかベストまである。
去年から思ってたことだけど、一般的なサーフロッドのような10ftオーバー、MAX50gまで投げられますよーといったスペックのロッドはハッキリ言ってオーバースペックだと確信した。(このサーフではね)
サーフにおいて長さが不利に働くことは恐らく無いが、重要なのはロッドのアクション設定。
サーフとひとくくりに考えてMHなどの強いロッドや重たいルアーを使うと、けっこうしんどい釣りになる(去年の自分)
もちろん遠浅サーフの中にも、100m以上先にあるブレイクに届かないと話にならない、なんてフィールドもあるだろう。
やはりローカルな視点に立って、その場所その場所に合った道具選びが自分の釣りをより快適で楽しいものにしてくれるはずだ。
また、サーフの釣りは遠浅と急深で全くの別物であって、情報収集するときは発信者がどういったフィールドでのメソッドを語っているのか、しっかり見極めなければならない。
そして私も釣りブロガーの端くれとして、その辺りを注意して発信していきたいと思う。
最後に。こんな偉そうなこと書いてるけど、今年8匹しかシーバス釣ってないです。
おわり